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  • 2013.11.10 Sunday
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珠玉の名曲集 Graham Gouldman「The Graham Gouldman Thing」

JUGEMテーマ:音楽
 
前回のポルナレフ公のアルバムで二人期10cc…みたいなことを書きましたが、そのとき在籍していたのが名ソングライターのグレアム・グールドマンです。10ccというと実験チームと正統派ポップチームの二つに分かれると言われますが、彼は後者の方。彼は60年代のビートグループのヒット曲の多くを作ってきた、ソングライターとして一人立ちしていた人で、バンドもやっていたもののそっちの仕事が忙しくなり解散してしまったようです。このアルバムGraham Gouldman「The Graham Gouldman Thing」(1968)は、そんな彼が生み出したヒット曲の数々を自身の演奏によってセルフカバーした、いわばオリジナル中のオリジナルによる作品となってます。

1.The Impossible Years
2.Bus Stop
3.Behind The Door
4.Pornbraker
5.Who Are They
6.My Father

7.No Milk Today
8.Uptairs, Downtairs
9.For Your Love
10.Pamela, Pamela
11.Chestnut


というラインナップで、特に日本で知名度があるのはホリーズに提供されたBus Stopでしょうか。他にもハーマンズ・ハーミッツヤードバーズの曲もあります。

プロデューサーがピーター・ヌーン(ハーマンズ・ハーミッツのフロントマン)とクレジットされていますが、実際は一度もスタジオに来なかったとのこと(爆) そこで登場するのがこれまた職業的ミュージシャンとして活躍していたジョン・ポール・ジョーンズ。ほとんどが彼との共同作業によって生まれたそうです。楽器ごとのクレジットはないですが、ジョン・ボーナムがドラムを叩いているという噂も。グールドマン自身は恐らくギターを主に担当していたのでは。

前回のポルナレフのアルバムでも書きましたが、やはりこの人もマイナーコードを多用する人なのだなぁ、と改めて思います。彼が自分の曲を演奏すると、提供先のバンドが演るようにアップテンポにならず、ゆっくりな上にビートは抑えめ、ストリングスも登場、とちょっと重くて暗めな印象。ジプシー音楽みたいな感じですが、調べて見るとグールドマンは祖父がロシア人だそうで、もしかしたら連綿とそういった音楽性が受け継がれていたのかどうか。

ヤードバーズがヒットさせたFor Your Loveも収録されていますが、この曲は当時ヤードバーズにいたエリック・クラプトンが「私ゃブルースがやりたいんであってこんな女の子向けの音楽やりたくねぇ」ということで脱退したという逸話が残されています。このグールドマン自身が演奏したFor Your Loveを聴くとアレンジがまったく異なっていて、ヤードバーズver.と受ける印象がまるで違うのに驚きます。
どこか日本人好みな曲を作るグレアムの作曲集。感動的なアレンジ、ビートグループの甘美なメロディが好きならこのアルバムは聴いて損はないと思います。なお、当時はアメリカでしか発売されなかったようです。今まで二回くらいしか見かけたことないですが、結構高かったような。いつかアナログで欲しいアルバムです。



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The Pretty Things カップリング・オンリー・ジャケット

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生活のヤマを越えてひと安心の束の間、珍しく風邪をひき、一週間ほど寝込んでいました。抵抗力落ちているところに花粉も出てきたので身体中が痒い痒い…そんなわけで身動きできない日々を過ごしておりますが、だんだん復調の兆しが、というのが更新していない間の話でございます。

先週は、そういえば案外見かけないアイテムを発見いたしまして…



Pretty Thingsのアルバム「S.F.Sorrow」「パラシュート」の二枚組カップリングです。怪しいアイテムではございません。ちゃんとEMIの傘下から出た公式盤でございます。1975年に発売したようです。



レーベルはハーヴェストから。他のアーティストでも企画物でカップリングを出していて、ピンク・フロイドナイス・ペアとか、ケヴィン・エアーズのカップリングとかはよく見かけるんじゃないかと思います。そのどれもがこの規格用にスタンパーを切りなおしているという力の入れよう。

ジャケットは開くと…





うむ、なかなか素敵です。それもそのはず、ジャケットの担当はヒプノシスということで、なかなか凝ったジャケになっています。そういえば、パラシュートのジャケもヒプノシスなんだそうで…





といっても手元のはUS盤ですが…



それでも、UKのカップリング盤よりもこのUSオリジナルの方が断然よかった感じがします。最初の曲のあのドラムのインがこちらの方がずっと有機的な感じというか。


このパラシュートはともかく、S.F.ソロウのオリジナル盤などなかなかお目にかかるものではないので、この二枚組で手を打つのも一つの手ではないでしょうか。



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非常に変わり種なドラムサウンド The Pretty Things「Get The Picture?」

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とりあえず二つ連投… また数日すると暇が減るので気持ちの切れていない今のうちに…

しかしなぜまたこのバンドを聴いたのかといいますと、今週はまさかのThe Pretty Thingsの来日公演があるということでして…。普段はライヴ前とかに特に意識してレコードかけたりしないんですが、こないだの帰り道で「Can't Stand The Pain」を鼻歌で歌っていたのに気付いて早速聴いてみました。

そんなわけでThe Pretty Thingsのセカンドアルバム「Get The Picture?」(1965)です…。いやはや、実はA面が怒涛の名曲ラッシュすぎて、あんましB面を聴いたことがないんですが、またA面だけで終わってしまいまして…(爆) そんなせいか凄く出来のいいアルバムだと思いながらも、意外と思い入れがないというか、そんな感じです。
ファーストアルバムに比べてオリジナル曲の比率がグッと増えたということで、バンドとしては満を持して発売させたセカンド・アルバムということになるんですが、この辺りの経緯はどっかで読んだボーカルのフィル・メイのインタビューに如実に表れています。「ブルースは大好きだけど、そのままコピーするのはゴメンだったね。俺たちが演ると速すぎるって言われるんだ」みたいなことだったそうで、恐らくアレクシス・コーナー辺りに、キース・リチャーズと共にそんなことを言われていたのでしょう。最終的には「廊下に立っとれ!」と。

そんな、ブルースも好き勝手に解釈しちゃうもんね、という調子だったバンドがオリジナル曲に目覚めるのも当然のことで、こんな素敵なアルバムが出来てしまったようです。

ドラムはこの録音ではまだヴィヴ・プリンスだったでしょうか?同年に彼は素行不良でクビ、一瞬、なんとミッチ・ミッチェルが参加したりもしましたが、後任には堅実プレイなドラマーであるスキップ・アランが落ち着いた模様です。 そんなせいかドラムがかなり変わったプレイです…いや、このアルバムでのドラムのプレイに関しては本当に脱帽と言う意外にない変態さ…周りはさぞ迷惑な思いをしたでしょう…
例えばイントロが非常にかっこいい曲「Buzz The Jerk」のドラムの入り方…最初の二つの音がなぜか「カンカン」ていう、恐らくドラムのリムと呼ばれる枠の部分を叩いたと思うんですが…とちったらよくこの音がするんですが、これが明らかに狙って出してるという… あと、先ほど鼻歌で歌ったと紹介した「Can't Stand the Pain」もドラムの調子が毎クールかなり違うので楽しめるという…そんなヴィヴ・プリンス氏はなんとあのシド・バレットともライヴに出たことがあるとかないとか…?智者は智に溺れる、イギリス版といったとこでしょうか…






UKオリジナル盤のようですが、ジャケット裏に折り返しがありません。なんだかアメリカ盤みたいな作りです。



黒レーベル、モノラル盤です。ザラザラしたテクスチャーみたいな仕様です。



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バスルーム・ロック(爆) Honeycombs「Have I The Right」

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マージー・ビート期B級バンドの代表格と思われるハニーカムズですが、しかしこれは妙な盤…







レーベルがブラック・VJなので一瞬ヒヤッとしますが、純然たるハニーカムズの米ファーストアルバムのようです。曲順、曲目ともにオリジナル・アルバムと同じつくりになっています。VJが販売する権利を得たというのが驚き。曲も削ってないしね…なんでしょうね、一体。オリジナル盤は高いですから、よほどのことがない限りこれで打ち止めでしょうか。ジャケットにはステレオと表記されていますが、聴いた限りではモノラルです。やっぱいい加減だ(爆) まぁそれで良かったんですけど…

ハニーカムズハニー・ラントリーという女性ドラマーを据えたことが話題となったバンド(その兄もバンドメンバー)。シングル「Have I The Right?」が結構売れたみたいです。日本にも来てますね。来日ライヴのアルバムがあるんですが、僕はまだ見たことがありません。日本でしか発売されなかったようで、海外のコレクターにも人気があるアイテムのようです。

たしかメンバーの一部が元々美容師かなんかだったかで…本当この時代の音楽ビジネスというのは、一般人からしたら一攫千金のチャンスに溢れていたような感じがします。いろんなバンドの前の職業見ると、ビジネスマンてさほどいなくて、大抵は現場で働いていた人たち。その辺がまた労働者階級とロックを結びつけたのかもしれませんが、とにもかくにも夢のある時代だったんだなぁと思っております。

しかし変なメガネかけた人はいるし、ボーカルは演歌みたいな声だし、ドラマーは美人だし…とキワモノの予感丸出しですが、サウンドもジョー・ミークがプロデュースとあって音もキワモノ。「風呂場で演奏してるような感じにしたかった」という狙いだっていうのをどこかで聞いた憶えがありますが、ある意味元祖ガレージ・ロック的な発想ですね!風呂場なので音はキンキンしていますが。ここでは便宜上バスルーム・ロックと呼ぶことにしましょう。
ガレージっぽいのは何も発想だけではありません。サビで四分のノリでパンク風になる曲がかなり多いのがこのバンドの特徴で、このときのラントリー嬢のドラムが凄まじい!この人ドラムも結構うまくて、いつか炎の列伝に加えなければ、と思っているんですが…ハイハットを多用する16分リズムも結構使ってます。これは後のパンク勢に見られた光景ですよね。そういえば曲の聴き分けがあまりつかないのもパンク的か…(爆) ギターが二本あって余裕があるせいか、リードは結構メロディを長く引っ張るんですよね。しかも音がバスルームで目立つせいか、ちょっとベンチャーズを想起させます。歌もだいたいベンチャーズみたいのが多いです。ルックスが異端なら、音もアナーキー…妙にハイテンションですしね…面白いバンドだと思います。



シングル「Have I The Right?」のUK盤シングル


おまけその一。Is It Becauseのプロモ盤。


おまけその二。The Kinksのカバー「Something Better Beginning」。コブシが聴いた歌声になってます。大サビでノリが軽快になるわ、ラッパがうるさいわ、どうしようもない感じに仕上がっています。しかし変なレーベルですね。






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隠れキンクス・アイテム Dave Berry「This Strange Effect」

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Dave Berry「This Strange Effect」(1965)

久しぶりにこちらから投稿。
デイヴ・ベリーはイギリスの歌手で、マージー・ビートが流行する少し前から登場していた人物。DECCAで主に活動。イギリスでは人気があったようですが、アメリカではあまり売れなかったようです。

このLPは65年に「This Strange Effect」というシングルがオランダとベルギーでチャートの最高位No.1を獲得し、オランダのみでリリースされたLPのようです。そういえばデイヴ・ベリーのLPといったらUK盤でも編集盤みたいのばかりで、これは数少ないLPの容量、形態を意識して作られたアルバムなのかもしれません。

「This Strange Effect」はキンクスのレイ・デイヴィスが作曲した曲で、キンクスから公式に出ることがなかった曲。それでも、たしかBBCライヴの二枚組のに数少ないキンクスとして演奏しているバージョンが入っていたような気がします。

そういえばこのよくあるBBCライヴってシリーズですが、なんでBBCはいつもライヴの録音なんてしてたのかしら、と思っていたんですが、こないだもうひとつのブログで取り上げた「60年代ブリティッシュ・ビート」を読みなおしているとそれに関する記述がありました。なんでも当時のイギリスの音楽家保護団体みたいなのが、BBCに対してレコードをそのまま流すことを制限するよう圧力をかけ、どうしても曲をかけたいならそれようのライヴ音源を録音させろ、と主張していたそうです。つまり、ライヴの場を設けることで音楽家の仕事を増やせ、ということですね。そんなわけでバンドごとにBBC用のライヴ音源というのが大量に残されているんですねぇ…。


で、話を戻しますと…


ジャケの通り、デイヴ・ベリーってなかなか怪しげな男で、しかもたいして歌もうまくないという(爆) 棒立ちで奇妙なしぐさをしたのが受けていたそうで、こういった奇妙なたたずまいが、クリフ・リチャードマット・モンローなど、健全なイメージを持たせていた男性歌手の世界にいいスパイスとなっていたのかもしれません。

マージー・ビートのブームからは見放されがちだったと言われる男性歌手業界ですが…このアルバムでは歌手ものにありがちな甘いストリングスはほとんどなく、どれも淡々としたバンド・サウンドがバックについたものです。多分ビート・グループを意識して作られたんだと思います。 声も鼻にかかるところがレイ・デイヴィスにちょっと似ていて、表題曲は一瞬キンクスが演っているのかしら、と勘違いしてしまうかも。
B面の頭では、グレアム・グールドマン(10cc)が提供した曲「I'm Gonna Take You There」を歌っています。For Your Loveみたいな、ちょっと半端な作りの曲です。マイナー調で哀愁を漂わせるのはさすがグールドマンですね。
ちなみにいくつかの曲で、デイヴ本人の名前も作曲でクレジットされています。

それにしても何よりも、このLPは妙に音がいいんですよねぇ…シンガーものはバック・バンドもうまいし、そういうのが多いかな?というのもありそうですが、僕の中のイメージで、オランダ盤って総じてハズレが少なくて、音がいいような… 悪名高いプリティ・シングスの70年代(?)のリイシューオランダ盤も、スッキリしつつ音域全体的に一つ一つの音に鋭さがあって、結構いいと思うんですが… そういえば今のところはスペイン盤もハズレがないような(爆)



カバーの裏面。ラミネートは表面のみです。





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