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異作ながら愛すべき一枚… Ramones「End of the Century」

ダムドブライアン・ジェイムスは、参考にしているバンドはラモーンズだ、と話していました。彼らのロックンロールの唯一無比な疾走感は、ダムドが持つべきイメージと合致していたんだとか…。

ブライアンの話す通り、ラモーンズはファースト・アルバム(↓)のレコードから、そのほとばしるような疾走感、激情っぷりは十分堪能できるものでした。彼らはニューヨーク・ドールズのライヴを見てロックンロールを演ろうと決めたそうですが、ドールズのデカダン的な雰囲気とは対照的に、メンバー全員ラモーン姓を名乗る彼らは、皆革ジャンに身を包む、イメージを先行させたようなロックンロールスタイルで70年代も後半にロックシーンに登場したというわけですが…。


ラモーンズの激情+8
ラモーンズの激情+8

ジャケットだけでもカッコいい人にはカッコいい。ダサいと思う人もいるのかもしれませんが(笑) 曲はどれも尺が2分前後、似たりよったりな曲ばかりですが、それがロックンロールなんだよなぁ、って感じで。どれも似てるってのがまたいいんですよね。ポップスとは一線を画したところでロックンロールの美学を追求しているって感じで…。アメリカのパンクバンドというのは本当に面白いですね。スタイルが本当に様々で…。
この作風は以後も続いていくわけですが、1980年、彼らにとって最高のヒット作でありながら(全米44位)、問題作扱いされるのが「end of the century」です。

エンド・オブ・ザ・センチュリー+6
エンド・オブ・ザ・センチュリー+6

何やら少しジャケットがブサイクになったような気がしますが…しかし彼らの眼は生き生きしているように見えます…どうでしょう?野心作にふさわしい表情…それもそのはず、彼らが敬愛してやまないロックンロールを、まさに当時から音楽界で携わってきたフィル・スペクターがプロデュースをしているんですから!! スペクターといえば、やれlet it beやらall things must passやらrock'n'rollやらのプロデュースと…ビートルズとも関わりが深いことで一躍有名になり、「Wall of sound」…壁の中で聴くようなサウンド…この辺りはビーチボーイズブライアン・ウィルソンとも関わりが深いのですが…の創始者とか言われたり…でも奇行が多くていつもピストル持ち歩いているとか…とにかく癖の強い職人である模様。

そんな彼とラモーンズがタッグを組んだわけですが(当然色々と揉めたらしい…拳銃をスタジオで持ち歩いてちゃそりゃ…)、今ではパンク小僧のバイブル(?)な曲になってしまった冒頭の「do you remember rock'n'roll radio?」はそれまでのラモーンズになかったようなオールディーズ風なポップさと軽さが全開!「Danny says」に至ってはロックンロールでもパンクでもない、これはちょっとしたひねりのきいたロックまでやってしまっているわけで、フィル・スペクターからの影響というのが、作曲面でもかなり感じられます。サウンドもそれまでのペシャッたような音から、分厚く重い音作りがなされており、これも60年代ぽいっちゃ60年代ぽいような音(笑) 

B面の頭ではスペクターが作った曲「baby,I love you」ラモーンズに歌わせていますが、オールディーズ臭の強いこの甘ったるさ…明らかに失敗でしょう(汗) ジョーイがかなり歌いづらそうにしているのが一聴瞭然です。

当時は評論家ウケが随分悪かったらしい本作ですが、今聴いてみると、アングラな雰囲気を醸し出し続けていた彼らの純粋なパンク精神は抽出されていて、それがウォール・オブ・サウンドといい具合に融合したって感じで、楽曲も演奏も、ラモーンズのオリジナリティは決して失われていないように感じます。でも作風は明らかに前後の作品とは異なるし、サウンドに至っては180度転換と言っていいほど! そんな異作が、それでもポジティブに語れ続けている作品なのだから、決して駄作ではないんでしょう…客観的にも、ファン本位にも!

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