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私的100選 Blues Magoos「Never Goin' Back To Georgia」









世界で初めて「サイケデリック」という名前を冠したアルバム・タイトルを携え、アメリカから登場したブルース・マグース。本作は三枚のアルバムを発表後、ABCレコードに移籍して第一弾となったアルバムです。まだCD化されていない?のか、アマゾンでは見つからなかったのが残念。

初期のような、テープの早回しを駆使したりエフェクターを多用したような遊び心、ブリティッシュ・グループ的ともいえたサイケデリックなメロディたちは完全にここでは影を潜め、冒頭のエルビス・プレスリーのカバーとなるHeartbreak Hotel(アレンジのアクが強すぎて、未だにどこが原曲と相似しているのかが分からない…)で、いきなりファンキーなトランペットの洪水、マリンバやギロ、コンガなどのアメリカ・アフリカン的な民族楽器の使用、歌声もソウルを意識したような歌い方…

一体彼らの音楽性を変えたのは何かしら、と考えると、時はウッドストックの開催された1969年、更には当時レイチャールズBBキングらブラック・ミュージックの大御所らが所属していたABCレコーズへの移籍…きっとこのあたりに、彼らがルーツ・ミュージックへ興味をそそられた原因がある…ハズ(汗)

話をアルバムに戻しますと、音的に最もフィーチャーされているのはバンド・サウンドではなく、あくまで先ほど書いたようなパーカスの楽器や管楽器。更に、Heartbreak Hotelでのファンク色も、アルバムが進行するにつれて段々と影を薄め、アメリカン・ロックのルーツを更に下っていく風情に…。こういうところにも彼らのアフリカン・ミュージックへのこだわりの強さが感じられるし、B面一曲目のタイトル曲で、インストに被せて曲タイトルが呪術的に何度も連呼されるのもなんとも象徴的。
メンバーも一新したせいか、演奏は以前のヘタウマ志向からかなり玄人志向になった感じで、それでもサイケ感がふんだんに残されているのが、このアルバム最大の魅力!

バーズCSN&Yなど、60年代の終局にアメリカの多くのバンドがアメリカ音楽のルーツに目を向けていた時代、彼らの例外でなかったという印象ですが、ブルース・マグースの場合は、あくまでオリジナリティにこだわって、カントリーやブルースの再発見…みたいな曲作りに傾倒しなかったんではないか…と。中にはスペンサー・デイヴィス・グループを思わせるようなブルースのナンバーもあって、ブルースをやらせても、どうもブリティッシュ・ブルースのような…あの、第三者によるブルース・カバーって感じ。つまり、アメリカンロックを感じさせるものあるけれども、いわゆるスワンプロックってわけではなさそうです。ポップな曲があるわけではなく、あからさまなルーツ音楽への憧憬もあるわけではない。むしろ、ルーツを更に辿って、アフリカ的なリズムを多用しているところがこのアルバムの面白いところで、そこにブルース・マグース特有のサイケデリックを感じさせてるところが、いい味なんですねぇ。ブルース・マグースは後期に関してはほとんど評判らしい評判も聞かないですが、これは隠れたマスターピースの一つだと思います。残念ながら当時もほとんど売れなかったみたいですが、ちゃんと日本でも発売されたみたいです。



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