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イギリスのゆるいギター・ブルース Chicken Shack「40 Blue Fingers Freshly Packed&Ready To Serve」

先日、巷で噂のSHM−CD(Super High Material-CD)を購入しました…(Nick Drakeのボックスセットです)。恐らく、同タイトルのSHM−CDと普通のCDをノン・パッケージで聞き比べて、どっちがSHMか答えろ、と言われたら、僕は答えられないでしょう…
このSHMーCDシリーズ、ユニバーサルが頑張って色々出しているんですが、こないだ100タイトルをアナログで出したばかりでして、当然SHM−CDで出ている作品もこのアナログシリーズとかなりの数が被ります。どちらも高価ですし、コレクター狙いの商戦を繰り広げている感じがしますねー。


A-side
1.The Letter
2.Lonesome Shistle Blues
3.When The Train Comes Back
4.San-Ho-Zay
5.King of The World

B-side
6.See See Baby
7.First Time I Met The Blues
8.Webbed Feet
9.You Ain't No Good
10.What You Did Last Night



で、チキン・シャックの記念すべきデビュー・アルバム…って、上記のお話から脈絡ないんですが…。イギリス三大ブルース・バンドの一つなんて言われて久しいバンドですが…果たして、ブルース・ロックの市民権たるやいかほどに!?と時たま考えてみるわけです。60年代後半のイギリスでのブルース・ブームというのは、短命でしたから…もちろん後にハード・ロックとかに枝分かれして遺伝子を残してきた部分はあるのですが…。
しかし、アメリカではブルース人気が凄く根強いですね。フリートウッド・マック、エリック・クラプトンらはトレンディ路線で売れたかもしれませんが、キャンド・ヒート、フォガット、ジョニー・ウィンター等、本当に長い間売れ続けてきたブルース・バンドたち。80年代はスティーヴ・レイヴォーンの台頭、ゲイリー・ムーアらがスタジアム級の会場でブルース曲を披露しているわけですから…。そんなアメリカとは違い、日本でブルースはかなりマイナーな存在。もちろんギターが趣味の人や普通にブルースが好きな人には大勢好んで聴く人もいるんだろうけど、クラプトンを聴いてBBキングも買いました…なんて人はなかなかいないもんです。

白人のブルース・ミュージシャンは自分の憧れのミュージシャンにかなり執着する傾向がある気がする。イギリスではかのジョン・メイオール、アメリカではマイク・ブルームフィールドなども、自分のファンに自分が尊敬する黒人ミュージシャンを聴いてもらうために演奏している、と公言している…。
今回紹介するチキン・シャックのギタリスト、スタン・ウェブもその一人。彼はフレディ・キングが大のお気に入りだったとか…。イギリスを訪れたフレディに自分たちの演奏を見せ「君たちはもう練習する必要はないよ」と言われて、がっかりした…なんて逸話も。

このアルバムがブルー・ホライズンから発売された68年は、同社からフリートウッド・マック、デラムからはサヴォイ・ブラウン(メンバーを変更する前に出ている「ブルース・グループ」名義のアルバムは除く)のファースト・アルバムが発売されている。まさに三大グループの競演は同時にスタートしたわけです…。

洗練されたツイン・ギターと黒っぽい歌を聴かせるサヴォイ・ブラウン、派手なスライド・ギターの印象と色彩豊かなアルバムに仕上がったフリートウッド・マック…

チキン・シャックが彼らと違っていたことは、ギターがウェブの一人だけだったこと。他の二枚以上に、ギターが強く前に出されています。その分、バックのリズム隊はかなり地味。ギターがいない分、リフの強さを維持しようというわけでしょうか。そんなわけで、三枚の中では一番へヴィなアルバムと言えるかもしれません。

もう一つ、チキン・シャックが変わっていたのは、女性メンバーがいたこと。クリスティン・パーフェクトは歌とピアノを担当。曲を作るのは彼女とウェブの二人。彼女が作り歌うは、このアルバムを象徴したような一曲で、どうってことのないブルースの進行かと思いきや、一般的に言われる12小節の進行ではなく、最後から一音ずつ上がる14小節区切り。こんなちょっとした変化球も、彼らは淡々とプレイしているわけで、奇をてらうけど実に真面目というか、他2バンドのブルースをごっそりロックにしていこうという方向性とはどうも違う。ある意味では不器用だし、そこがまた英国的だから素晴らしく思えてしまうのかも…。
ウェブのギター・プレイはところどころでソロを要求されるので聴き応えあり。ちょっとつまずきそうだけどこなしていくところが面白くて、音もサヴォイのキム・シモンズのように、歪みの中にも実に歯切れのいい音をしていて、これもグッド。次作の「OK.Ken」もこれまた名作だと思います。


英国盤になぜか日本盤のライナー付。こっちの方がレアかも…?


ジャケ裏とブルー・ホライズンのレーベル。




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