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私的100選(34) Ry Cooder「Ry Cooder」

英国ロックは米国産の音楽をモノにしようとし、米国ロックは自分たちのルーツに迫ろうとする…みたいな勝手なイメージがあるんだけども、英国から渡来してきたという意味では矛盾してないかい…とも思うんですが、アフリカからアメリカに連れて来られた黒人、時代を経て工業都市への編入、混血、成り上がり…なんて、人種や政治的背景に関する要因がいくらでもあるようで、一筋縄ではいかないところで、ついつい「ブルーにこんがらがって」しまうのですが、アメリカのアーティストには、アメリカン・ミュージックのルーツの深部を探ることに人生を捧げているような連中も多い。


ライ・クーダー・ファースト<紙ジャケット仕様>
ライ・クーダー・ファースト<紙ジャケット仕様>
ライ・クーダー
1970年、ライ・クーダーのファースト・アルバムです。

1. Alimony
2. France Chance
3. One Meatball
4. Do Re Mi
5. My Old Kentucky Home (Turpentine and Dandelion Wine)
6. How Can a Poor Man Stand Such Times and Live?
7. Available Space
8. Pigmeat
9. Police Dog Blues
10. Goin' to Brownsville
11. Dark Is the Night



僕の世代では他のブルース・ギタリストに比べれば比較的有名かもしれない…というのは、10年くらい前に「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」という映画が流行ったから。

ブルースやカントリーではやはり英国ロックとは切り口も違うようで、個人的にこういうロックを聴く楽しさは「後ろノリ」でコシのあるリズムであるとか、ベースが至極自然なラインで心地いいとか、実は難しいことをやってくれているニンマリ感もあるんですが、一番いいトコロは、曲ごとの差異があまりないということ(爆) …と、こんなことを言うと誤解されるかもしれないですが、山下達郎がサーフ・ロックについて曰く「どれも同じに聴こえることの楽しさ」みたいなことを提唱していて、なるほどなぁと妙に納得したこともあり… コード進行や小節数などでの「暗黙の規則」…それでも、歌の節だけで誰の歌が分かるなんて話もあるくらいで、この、民族音楽を基にし、様々な要因が絡んで出来上がった規則のおかげで、ブルースやジャズでの名演が数多く生まれたのだ… そんなわけで、もしアメリカン・ロックって曲が同じに聴こえるから…という理由で敬遠されている方がもしいたら、是非腰を据えて聴きなおしていただければ…何か新しい発見があるかも。

ライ・クーダーの凄いところは、同じようなことをはや40年近くやっているところ…というのは、多作な彼のアルバムのどれもが一貫性があり、逆に言えば、彼が23歳にして作ったこのアルバムで、彼の黄金のキャリアがほとんど出来上がっている…気がする。
すでにこのデビュー以前に、キャプテン・ビーフハートでもギターで参加しているという異例の経歴。彼のスライド・ギターのプレイを見たビーフハート隊長が完全に惚れこんでしまい、同僚のギタリストの首をつかんで「いいか!俺が弾けって言ってるのはああいうギターだ!」と言ったそうだ…(ビーフハートの本より) 結局強引に誘い入れることに成功したものの、こんなんやってられん、とファースト作に参加後脱退…

セイフ・アズ・ミルク
セイフ・アズ・ミルク
キャプテン・ビーフハート&ヒズ・マジック・バンド,キャプテン・ビーフハート

↑がビーフハートでの参加作。ストーンズでもLet It Bleedで参加しておられたようです。
そんなこんなで23歳で登場…50歳くらいなんじゃねーの?というくらい声は渋い。音のモッタリ感…これはアメリカ録音特有なのか?それでも、ここでのシンプルながらズッシリした佇まい、低音の位相は心地よし。70年にして女性コーラスをなかなか派手に取り入れていて、こういう感覚はクラプトンよりもずっと早く感知してた、ということなのか…。このコーラスも決してチープな後付に終わらず…というのは、戦後モータウン系の派手さをマンマやるようなのが多い中で…曇った音の奥から頑張っている感じ…ちゃーんと自分の声が一番前にきている、というのはありがたい。ウディ・ガスリーランディ・ニューマンなど、カバー曲がほとんどですが、自作のГ覆鵑討なり名演だと思います。

ライ・クーダーは中古レコードなら、かなり簡単に見つけられるアーティストで、しかも安い。その気になれば、ちょっとした小遣いであっという間に全部買えます(爆) 
僕は弦楽器は弾けないんですが、やはりこの人のギターテクは凄まじい。ギタリストの人が聴くと、感動も相当デカいんでしょう…。


米盤です。ワーナーロゴがないので、そこそこ古いものだと思います。


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