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The Rolling Stones「Let It Bleed」

JUGEMテーマ:音楽
 
ロック・ブロガーとなり早三年…王道を云々と言いながら、まったく書いたことなさそうなのが、ローリング・ストーンズ
我輩はロック・ファンとして誠に不敬な輩で、「ストーンズは過大評価されすぎなんじゃないか…」と周辺にうそぶく始末…というより爆弾投下か…(爆) ストーンズの曲が嫌いなわけではまったくないのですが、不良然としたスタイルは自分には合わなかったというのもありますし、いいアルバムもたくさんあるのだけれども、どうもセッション・マンの力に依るところが大きいんじゃないか…そんな風に思っていた時期が僕にもありました(某漫画のセリフ調です…爆)



しかしその後、ストーンズの再来日…あれは一昨年だったでしょうか?東京ドームで観たのですが、一番後ろにいるお客さんまで煽るパフォーマンスに圧倒され、こりゃー凄い、ということで徐々に改心の道へ…

それでもいまだにストーンズの聴き所をつかめずにいたところ、買った本の中に偶然キース・リチャーズの88年のインタビューが載っていたんです。インタビュー集だったので60年代のたくさんのミュージシャンのインタビューがあるのですが、話す中身が、キースが飛びぬけて面白かった!同じくらい面白かったのはボウイでしょうか。この二人は自分の哲学がちゃんとあって、それが音楽活動に輪をかけているんだな、と。以下、少しキースのインタビュー内容を引用させていただきます。
 
アコースティック・ギターがいわゆる楽器なんだ。これでだまされることはない。だって、アコースティックにトリックは効かないからね。さもないと、あの「世界一速いギタリスト」症候群ってやつにかかる危険性がある。こいつはロックンロールにとってみれば、まぎれもない袋小路なんだ。これはロック・ミュージックかもしれない。でも、ロックンロールじゃない。
 たとえば、「トーク・イズ・チープ」だってそうだ。それぞれの曲に、もっと完全で、うまく演奏できたテイクだってある。でも、完成度が高くなるにつれ、どんどんなくなっていくものが、本能的なものなんだ。ほしいのはこの本能なんだ。
 本当のところ、おれは揺らすロックよりも、揺れるロールの方が好きなんだ。

「Rock lives」237~238ページ Timothy White 訳 石岡公夫・月村澄江



60年代のアーティストが意識的に使い分ける「ロックンロール」「ロック・ミュージック」…僕にはこの差異というものが今ひとつよく分からなかったのですが、この疑問に対するヒントが示されているようです。誰もがストーンズを「ロックンロールバンド」と認識できる、不可欠で隠れたコードが、ちゃんと音楽の中に刻まれているんですね。しかもそれを自分で言葉に出来て、実践しようとする。それでいて、パーフェクトを目指すことで失うもの(=本能)があることを、当時30年近くバンドを続けてきているベテランのギタリストが意識しているというのも衝撃的なインタビューでした。

そんなわけで、早速彼のソロ・アルバムで名盤誉れ高い「トーク・イズ・チープ」を…あら?CDがあるはずなのに見当たらない…どこにいったのかしら…?

そんなわけで路線変更、ストーンズのアルバム「レット・イット・ブリード」です(爆) ストーンズで好きなアルバムは本作と「メインストリートのならず者」なのですが、今回は前者をチョイスしてみました。


Side-A
1.Gimmie Sheler
2.Love in Vain
3.Country Honk
4.Live with Me
5.Let It Bleed

Side-B
6.Midnight Rambler
7.You Got The Silver
8.Monkey Man
9.You Can't Always Get What You Want


Personarity
Mick Jagger-Vocals, Harp
Keith Richards-Guitars, Vocals
Mick Taylor-Guitars, Slide Guitar
Bill Wyman-Bass, Autoharp, Vibes
Charlie Watts-Drums
Brian Jones-Percussion, Autoharp

Nicky Hopkins-Piano, Organ
Ry Cooder-Mandolin
Byron Berline-Fiddle
Leon Rusell-Piano
Jimmy Miller-Drums, Percussion, Tambourine
Al Kooper-Orhan, French Horn, Piano
Ian Stewart-Piano
Bobby Keys-Tenor Sax
Mary Clayton-vocals
Nanette Newman-vocals


…いやいや、メンバーの楽器、セッション・ミュージシャンの名前書くだけで大変でした…曲ごとにメンバーの入れ替わりが激しいですから…。元々上記二枚が好きなのも、セッション・ミュージシャン絡みだったんです。

ストーンズも大して聴きこんでいない僕が述べるまでもないほどの有名盤ですが、ブライアン・ジョーンズはほとんど参加した形跡がなく、新ギタリスト、ミック・テイラーを擁した最初のアルバム…のはず。
で、キースの言う「ロール」を意識して彼のギター・サウンドを聴くと…彼が重要だと語ったアコースティック・ギターが奏でられるやГ覆匹亙凄く繊細ですね…一つ一つのストロークに神経がいきわたっているかのような…決して丁寧に弾こうとしてるのでなく、自分がフィットすると確信したかのように音をバラつかせている…。この彼の中で確信めいたオリジナリティこそ、彼の言う「ロール」なのかもしれない…う〜む、まだまだ探究の日々は続きそうです。

ドラムのチャーリー・ワッツはやはり凄腕な方で、あのスネアを叩くときにハイハットの腕を外すのが彼の最大の特徴だと思うのですが、スネアやバスの独特な音の深さはストーンズのへヴィさにマッチしているし、その辺はアレクシス・コーナーの塾生だっただけあって、ストーンズとの融合はお手のものだったのでしょう…どのセッション・ミュージシャンとも肌が合いそうなタイプですし…叩いていない曲も結構ありますが…。

そのセッション・ミュージシャンでは、イ妊團▲里鮹討イアン・スチュアートや後半での、アル・クーパーのラグや古いソウルを思わせるような転がるピアノも主役のような仕事をしていると思います。

こうしたセッションによる交流から、新しいロックのヒント(パクリに近い)を得て、揺れるロールを開拓していくんですね…ロックしてロールさせてこそのロックンロール…ピンク・フロイドのビデオでロジャー・ウォーターズが「俺たちの音楽はロックンロールだ」なんて言ってましたが、なんとなく分かってきたよ…ねーよ(爆) というのは冗談で、ほぼ同時代を生きてきた両者、きっと共通した意識があるんでしょうね。
「トーク・イズ・チープ」…あまりに気になるので、買いなおさなければ…


米LONDONオリジナル盤。ピンク色で曲ごとのパーソナルが書かれたインナー付。


ジャケットの裏側。見事に壊されたストーンズケーキとレコード。ジャケのセンスはやはり凄い。


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