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歴史の礎 Joan Baez「Joan Baez 1」

JUGEMテーマ:音楽
 

Joan Baez「Joan Baez 1」(1960)

Side-A
1.Silver dagger
2.East Virginia
3.Fare thee well
4.House of the rising sun
5.all my trials
6.Wildwood flower
7.Donna donna

Side-B
8.John Riley
9.Rake and rambling boy
10.Little moses
11.Mary Hamilton
12.Henry Martin
13.El preso numero nueve

Produced by Maynard Solomon


60年代初頭のイギリスの連中がアメリカに憧れたものといえば、やはりR&Bやロックンロールの曲が第一なんだろうけども、プロテスト・ソングの確立で、音楽に自らの意思を込めたボブ・ディランは、ある意味ではそれ以上に深い影響を与えたんではないでしょうか。60年頃、実際ディランは別格だった…というようなことを公言してるアーティストもいくらかいたような。もちろんディラン以外にも多くのフォーク・シンガーが世界中で脚光を浴びていた時代のようですが、ディランの大ヒットに引っ張られるように、ディランとの共演も果たし若者の先頭に立つプロテスト・シンガーが誕生してきた…このとんでもなく美しい女性、ジョーン・バエズもディランと親交が深く、また類稀なるカリスマ性を秘めたフォーク・シンガーの一人何ではないでしょうか…って実はあんまりよく知らないんですが(爆)

ほぼすべての曲がトラディショナルとクレジットされた最初のLP盤…アルバムというか「曲集」みたいな趣きと言った方がいいのかな?どれもアコースティック・ギターが一本、または二本、歌は彼女の歌声のみという実に簡素な構成ですが、いや〜凄いですね。というのは、その後火を噴くようにどんどん登場した英米のロックに通ずるフレイヴァーが散りばめられているから…なんですね。

当時はピート・シガーウディ・ガスリーらといったそうそうたる人たちと並んで「New Wave」なトラディショナル・フォーク・シンガーとして紹介されていたようで(手持ちジャケット裏の説明参照)、それらの中にはディランの名前はなかったのですが、オリジナル曲にすぐに手をつけたというのもあるのでしょうか?ギターの弾き方のスタイルは激しいストロークだし、伝統的なフォーク・シンガーとは既に一線を画していたということなのかもしれませんが…。

澄んだ美しい歌声に、よどみのないアコースティック・ギターのフィンガー・アルペジオ…とても上品だけど、確固たる音楽性の礎を感じる、地に足をつけたような力強さを感じるパフォーマンスにはただただ聴き入り、目頭が熱くなるばかりの名演なのですが…彼女はアメリカ人なのですが、僕の中でアメリカのトラディショナルといったら、西部劇バンバーン!スパニッシュな香りやらカントリーやら飲めや歌えや(大爆) いやはやどうしようもない先入観なのですが、アメリカへ多くの民族が移民として入りこみ、実に雑多な民族音楽が集合したのかもうかがい知れる作品ですね…僕のような西部劇バ(略)にはいい薬になります。 
顔を見てもちょっと分かるように、メキシコとアイルランド生まれの両親の間に生まれたそうで、なんかがポーンと入っているのも納得なわけですが、彼女にとっては、自分が知らぬ二つの故郷の音楽、DNAに染み付いているかもしれない民族音楽というアイデンティティに深い思いを馳せていたのかも… アメリカ人にとって、フォーク・ソングが出身地を越えた郷愁の念を呼び起こしたり、アメリカという故郷なき国家に反発するきっかけになったのは、そういう理由かな、と思った次第です。

「朝日のあたる家」はこの数年後に遠いイギリスで生まれたバンド「アニマルズ」によって更なる大ヒットとなるのですが、わずか数年で力強いビート、野獣のような声、ギターからオルガンに持ち替えての四重奏として生まれ変わった…60年代って、本当に凄い時代だったんですね。遠い異国のことですが、なんだか心躍るものが沸いてきますね。当時、音楽でやって行こう!と思ったイギリスのティーンたちも、アメリカの数ある名演を聴いて、こんな気持ちだったのかもしれないね…胸打たれる素晴らしい曲集です。 この曲は日本では、その後のフリジド・ピンクジョーディのカバーも話題になったそうですし、日本では第二のスタンダード・ナンバーみたいなとこもあったのかもですね。






※画像をクリックすると拡大して見られます

上:フランス盤ジャケット
中:ジャケット裏
下:レーベル面

ジャケ違いのフランス盤。この後の二枚のアルバムについての表記があるので、62年頃の再発?盤もフランス盤なんでしょうか。ヴァンガードに関してはさっぱりですから…。レーベルは二重溝で重くてしっかりした盤、音はかなりいいと思います。

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