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私的100選(9) Yardbirds「Five Live Yardbirds」

JUGEMテーマ:音楽
 

Yardbirds「Five Live Yardbirds」(1964)

Side-A
1.Too much monkey business
2.Got love if you want it
3.Smokestack lightnin'
4.Goodmorning little school girl
5.Respectable

Side-B
6.Five long years
7.Pretty girl
8.Louise
9.I'm a man
10.here it 'tis

Personnel
Eric"Slowhand"Clapton-lead guitar
Chris Dreja-rhythm guitar
Jim MacCarty-drums
Keith Relf-lead vocals, harmonica
Paul"Sam"Samwell-Smith-bass guitar

Produced by Girorgio Gomelsky


全曲カバー曲、しかも実況録音盤(古)ながら、ヤードバーズの最初のLPとなったアルバム。

昔は、ヤードバーズといえば、クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジを輩出した踏み台バンド(大爆)みたいに本当に思ってましたね…どこからそんな入知恵が入ったのか…
逆に言えば、それくらいヤードバーズの曲機会というのがあまりなかったですね…現在でこそオリジナルの形で正規盤としてCDも出ていますが、世に出回っているのは劣悪なブートばかりでしたから、その真価を知ることになるのはずっと後のお話でした。

ヤードバーズの誰が好きかというと…クラプトンでもベックでもなく、僕の場合はボーカルのキース・レルフなんです。若々しさによってほとばしる熱情の歌声は巧みな部分も多く見受けられますし、黒人ブルースの歌い方をいくらか吸収しているような声質の太さも会得。そしてハーモニカ…これが彼の場合は本当素晴らしいですね。某レコード店の方がおっしゃっていましたが、ヤードバーズはキースのハーモニカがあってこそだと…彼のハーモニカはつんざくような鋭さとスピード感があって、かなりのテクニックだと思います。ハーモニカは結構マネしやすいのが多いのですが、キースのプレイはメロディを辿るだけでもなかなかコピーできないですね。

本作は録音を前提に行われたライヴを収録したものだった…という記憶があるのですが、そのせいか当時のライヴ盤としてはかなり音がよく録れているな、と思います。もちろんブートの音はペケでしたが。
のっけのチャック・ベリーのナンバー,ら、いきなり沸点に達したかのようなヘヴィな演奏…スローなナンバーもありますが、終始してヘヴィなサウンドで演奏されています。ポール・サミュエルのベースは本当に物凄くて、重さもかなりあるし、何よりもドライヴ感が本当にうまく出てるな〜と思います。たぶん、アメリカ人はヤードバーズやストーンズを聴いて驚いたのは、彼ら特有のドライヴ感や跳ねるリズムによって、黒人ブルースを解釈したとこなんじゃないかな、と思うのですが… 二本のエレキ・ギターとドラム、エレキ・ベースという、その後のロック演奏の形態を決定付けたスタイルで、アメリカ産のブルース/ロックンロールを外側から変えてしまった、そのリアルタイムを体験できる盤としても本当に貴重な一枚なのではないでしょうか。

先ほどハードロックの書籍を取り上げましたが、動いてドライヴを出すベースを下地に、クラプトンのギターがソロ以外では「スローハンド」のごとく激しくコード・カッティングに走ったり、ドラムのジム・マッカーシーがオープン・ハイハットでリズムを刻む姿は、ハードロックの一側面の根幹ともいえるスタイルなのかもしれないですね。ラスト・ナンバーなんかは途中からどの楽器がどうやってるのやら分からないような変な音が出てまして…いや、とにかく凄いですね…ヤードバーズ、カッコイイんですから…この盤でのリズム隊は荒々しく演っていて、本当に素晴らしい仕事をしています。ヤードバーズというグループの持つ演奏スタイルの過激さや巧みさ、ブルースとのつながりなど、このバンドはギタリストの変遷以外にも評価に値する面がたくさんあるんじゃないかな、と思います。

ヤードバーズ後は、キースとジムがルネッサンスへと変化していくわけですが、本当に残念ながら、キースは1976年に33歳という若さで亡くなってしまいました。キース・レルフ…このアルバムでもボーカル、ハーモニカとして演奏面でも主役を張っており、イカしたルックスでギャラリーからの嬌声を一番集めた男…誤解を承知で…この盤に封じ込められた音に限って言えば、キース・レルフの存在感は、クラプトンをはるかに凌駕した存在…そういう風に思えます(むしろ、ギターがほとんど目立たない盤のような…)。個人的には、彼は心の永遠のアイドルとなって生きているのでした…。






※画像をクリックすると拡大して見られます

上:ジャケット
中:ジャケット裏
下:ラベル
いつも中途半端な盤ですみません…黒コロンビア、1マークのラベル、モノラル盤です(オリジナルはブルー・コロンビア。結構なレア盤)。ただし、マトのナンバーはオリジナルと同じで、なおかつ1/1なので、ファースト・プレス、セカンド・ラベル…という扱いでいいのかな?EMIから彼らのアルバムがオリジナルの形で出ていたのは、このラベルの頃まででしょうか。

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