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私的100選(59)Neil Young「Harvest」

どうもお久しぶりです。最近は帰ってからビデオに録った試合を夜に観たりしていたので更新していなかったのですが…あと、どうしたのか最近は肩こりがひどくて、パソコンに触るのもおっくうでした…

明後日が個人的には最も憎きアメリカ戦!ですね〜。マウンドにお子様ランチをつくる某国はもどうでもいいので…いやーホントアメリカというのは姑息なチームで、10人(+ボブ)で必死になって試合やっておきながら、いざ敗退すると「僕たちはそんな大会興味ありません」風情ですからね〜いやはや腹立たしい。本当はもっとアメリカや南米のチームと勝負するのを観たかったんですが…グループつくるときはランダム制にしないとね…


そんな暑苦しさとは違うシニカルな冷涼さ漂う、まるで木枯紋次郎のような男、ニール・ヤング「ハーヴェスト」です。


Neil Young「Harvest」(1972)

Side-A
1.Out on the weekend
2.Harvest
3.A man needs a maid
4.Heart of gold
5.Are you ready for the country?

side-B
6.Old man
7.There's a world
8.Alabama
9.the needle and the damage done
10.Words(Between the lines of age)



どこかで鈴木慶一さんが「自分が好きなアルバムは、そのバンドが試行錯誤している時期の、完璧でない未熟な作品」と書いていらして、うんうん頷きながら、そういうことをどんどん書けるブログにしたいな…などと思ったものですが…

多作な人のよさというのは、これは全部に当てはまることではないのですが…一つの方向性で完璧なものを作ろうとはしない、そのときそのときの寄り道具合に従ってイマジネーションを湧かせ、作品を作れることなんではないでしょうか。僕個人としては、ロックに誰しもが認めるような完璧さや金字塔的な性質をさほど求めないので(この辺の線引きもまた人それぞれなのですが…)、長いキャリアの中で、ディスコグラフィに大きなうねりが何度もある人というはすごく興味深いですね。こちらでは幾度となく取り上げているキンクスもある程度はそうですし、ちょっとタイプが違うけどクイーンなんかもそうなるのかな?と思います。 そしてこうした多作なロック・ミュージシャンといえばボブ・ディランフランク・ザッパで、二人とも一枚一枚が方法や出来がまったく違いますし、その時々の自分の意思にすごく忠実だな、と思います。そして、このニール・ヤングもそんなミュージシャンの一人なんではないでしょうか。


ニール・ヤングの長いキャリアの中でも、特にバカ売れしたアルバムなのでこちらにいらっしゃる皆さんはすでに体験済みの作品かと思いますが…日本人はニール・ヤング「ハーヴェスト」「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」がなぜこんなにも好きなのか?ということには興味ありませんか(爆)?無論僕なんぞはそんな大問題を知る由もないのですが… このどこか暗がりで掴み所のないメロディ、覇気のない声にどうして我々は惹かれてしまうのか…


初期のヤングの曲は何パターンかに分かれているような感じがあって、アコースティック主体のサウンド、そしてかなりヘヴィなエレキ・ギターを撫でるように弾くサウンド、そしてこのアルバムに限れば、ピアノまたはギターのアコースティックな曲にオーケストレーションを被せたサウンド…といった感じになるのかも思うのですが、このアルバムはそうしたパターンの配分がいい具合に行き渡っていて、メリハリや起伏があって聴く方としても楽しい一枚となることが言えるんじゃないかな、と思います。

ヤングのゆるいボトルネック・プレイが印象的な、アコースティック風な作品,、妙な絡み方をするアコースティック・ギター、ドラム、ベース、ハーモニカからとても穏やかに始まるのですが…穏やかなんだけど陰りと不気味さをたたえている…これはもうヤングの強烈な個性と決め付けてていいほど、唯一無比な雰囲気を早速醸し出してくれております…
僕がとくに好きなはシングル・カットがされていない(?)のが不思議なくらい素朴ながら素晴らしいメロディだな〜と思うのですが、こんなタイトルで今の日本で曲出したら発禁でしょうね。Womanでなく、あえてmaidとしたのはどうしてか…というのは、当時の国内ライナーに載っていた言葉だったような気がします… 全米一位にも輝いたシングルい皀▲襯丱爐涼罎派發ことのない一曲で、まさにアルバム曲からカットしただけで、恣意的にシングル狙いで作られた曲ではないんじゃないかな、と思います。そういうことは彼はきっと嫌うでしょうし。

荘厳な△鮟いて、リラックスした雰囲気のA面とは違い、スリリングでかっこいいB面はややジプシー風なΔいきなりかっこいいな〜という感じなんですが、オーケストラを配したГ念豕い縫▲襯丱爐呂箸討皀轡縫ルな雰囲気へ。この辺りからのなだれ込みが最高で、ヘヴィなエレキ・ギターと、このアルバムで唯一政治的な強い怒りのメッセージをにおわせる┐藁泙發里任靴董張▲魁璽好謄ックなが後から被せたと思われるたくさんの人からの拍手が絶頂に達すると、突如それを切り裂くように(といってもそこはヤングなのでややズッコケ気味。でもやはりステキな瞬間)エレキ・ギターでのバンド・アンサンブルへと突入するのですが…このは珍しく変拍子の曲で、一瞬?な感じになるのですが、これまた彼のミュージシャンとしての強い決意を感じさせる力のある曲で、それにしても、このアルバムの曲は重いのにどうして耳に心地よいのかしら…と考えさせるほどの重いギターの音をこの曲で発揮しているんですね〜。最後にやや長いギターソロがあるのですが、これがいい加減なのかなんなのか、まるでギターソロになっていないというか、ある意味では、これほど耳に残させないギターソロもなかなかないんじゃないかと思います。涙ものの名曲ですね。

こうした内省的な曲ばかりながらビッグ・セールスを記録したのも、ロックと体制批判という極端な対峙が間違っていたことを大衆が気づき始めたことの証なのかもしれないですね。彼自身はそうした風潮があるにもないにもかかわらず、自己を見つめた音楽活動をしていたに過ぎないのでしょうが…いや〜久しぶりにマラソン・レビューしてしまいました。どの曲も脳内にしっかり刻み込まれているからなんでしょう。。。







上:ジャケット裏と歌詞カード。セッションの風景はなかなか絵になっています
中:見開きの中面。
下:US盤ラベル。セカンド・プレスくらい?75年くらいのプレスかな、と思っています。前はフランス盤のオリジナルらしきものもあったのですが、あまり音がよくないので手放してしまいました。



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