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私的100選(63) The Left Banke「Walk Away Renee/Pretty Ballerina」

JUGEMテーマ:音楽
 
The Left Banke「Walk Away Renee/Pretty Ballerina」(1967)


MGS-27088/SRS-67088
Smash Records


Side-A
1.Pretty Ballerina
2.She may call you up tonight
3.Bareterers and their wives
4.I've got something on my mind
5.Let go of you girl
6.Evening gown

Side-B
7.Walk away Renee
8.What do you know
9.Shadows breaking over my head
10.I Haven't got the nerve
11.Lazy day

Personnel
George Cameron-drums
Tom finn-bass guitar
Rick Brand-lead guitar
Jef Winfield-lead guitar
Steve Martin-vocalist
Mike Brown-Harpsichord, piano

Produced by Harry Lookofsky



いつだか書きましたが、どうも4月というのはそわそわして落ち着かないので嫌いなんですよね〜。あーやだやだ。…今回の盤にはまったく関係ない近況でございました…


うーん、これは凄いアルバムだなぁと思ってよく聴くのですが…67年に売り出すには早すぎたアルバムかな?と思います。早すぎた、というのは、ここでの音は明らかにその後の80年代ブリティッシュ・ニュー・ウェーブ(ギター・ポップ系)、さらには90年代のブリッド・ポップマンチェスター・ブームと言うべき?)のメロディ感覚と酷似しているので…。結構サイケなアルバムだと思うのですが、このサイケ感はストーン・ローゼスに通ずるものもある気がします…。

アメリカの弱小レーベルSmash Recordsから発売した本作はレフト・バンクの最初のLP。最終的には3枚のLPを出す彼らですが、最後の一枚は二枚目から10年以上経てのLPで、60年代に発売されたアルバムは二枚のみのようです。

彼らの音楽性とは、一般にはBaroque…「バロック」的だ、と言われています。シングル曲である,筬Г鮹羶瓦箸靴董▲咼屮蕁璽箸鮓かせた哀愁のバイオリンが鳴り響いたり、マイク・ブラウンによるマイナー・スケールでのハープシコードの音がまさにそれです。この頃にはストリングスを被せたロック・アルバムは数あれど、彼らのように西部の居酒屋を想起させるような…この哀愁のバロック風に仕立てたバンドはかなり稀なのではないでしょうか。

バロック風だけでなく、全体的にはフォーク・ロック的な香りも強く、ところどころサイケデリック期のバーズを思わせる雰囲気もあるのですが、バンドが目指したものは、恐らくブリティッシュ・インヴェイジョンで名を馳せた連中で、中でもゾンビーズビートルズ、キンクスなどといったイギリス独特の哀愁さを漂わせたグループらだと思います。そういう意味では、バーズとは近親的な立場からスタートしながらも、そこから抽出した要素はまったく違うものだったのかもしれません。

アルバムの統一性こそさほど感じられないものの(アルバムタイトルがシングル曲二つを連ねただけですから…)、どの曲も強烈な印象を残すものばかりで、陳腐な表現ですが、まさに捨て曲なし。演奏もサイケ期のバーズよりはしっかりしているような…(爆) シングル・デビュー曲,脇辰鉾しいですが、恐らく重要そうなのはで、ゾンビーズ的なメロディを暗めにしつつ、どことなくビーチボーイズのペット・サウンズを思わせるようなコーラス・ワークやピアノ・ワークが時代を超越したはかなさを感じさせる名曲です。多くの曲でボーカルのスティーヴは美声を発揮していますが、ラスト・ナンバーのでは喉から振り絞るような、トーンがずれるかどうかの危ういバランスでシャウトしていて、印象的なナンバーです。

で、どの辺りがブリッド・ポップと類似しているかというと、バロック的な哀愁とマイナー調を生かしたメロディとハーモニー…スミス「心に茨を持った少年」、レディオ・ヘッド「プラスティック・トゥリー」、オアシス「ドント・ロック・バック・イン・アンガー」、ブラー「ビートルバム」…こうした曲がよく売れていたあの時代の曲たちの雰囲気をまるで鏡に写したかのよう…しかもそれらより25年近く前の話…これが彼らのスタイルが早すぎたということなのですが…

オアシスのノエル・ギャラガーという人物は、ファンからもらったプレゼントで一番嬉しかったのは、レフト・バンクのアルバムだそうです。…やってることがモロなので、多分元ネタにしてる曲もあると思うのですが…僕はオアシスだけは勘弁、という人なので、検証する気はさらさらないのですが…

そして、この25年を隔てた両者の差異とは、客観的にはムーヴメントの渦中にいたかいなかったかということか、音的に洗練されているか粗雑であるか、ということであり、主観的には、時代の流れに堪えうるかどうか、ということ。僕にとっては、このアルバムこそが、90年代頃に流行した曲たちにはない、時代の流れに左右されない確固たる輝きを放っているんじゃないかと思います。

…書き方が悪かったかもしれませんが、90年代英国ロックがどれも嫌いというわけではなくて…9割方は嫌いでしたが(爆) 僕にとってはリアルタイムで騒がれていたものより、ずっと昔の作品の方がずっと魅力的に聴こえたものでした。




写真のものはモノラル盤。ステレオ盤でも聴いたことがありますが、モノラル盤を断然オススメいたします。



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