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私的100選(68) Nick Drake「Pink Moon」

JUGEMテーマ:音楽 
Nick Drake「Pink Moon」(1972)

Side-A
1.Pink Moon
2.Place to Be
3.Road
4.Which Will
5.Horn
6.Things Behind the Sun

Side-B
7.Know
8.Parasite
9.Free Ride
10.Harvest Breed
11.From the Morning


Personnel
Nick Drake-guitar, vocal, piano

John Wood-prodution, engineering



ニック・ドレイクの概観については、前回のエントリーを参考にしていただくとしまして…今日のアルバムは、ニック・ドレイクが生前に残した最後のアルバム「Pink Moon」です。
昨日のエントリーついでに、今日の夜に久しぶりに聴いてみたのですが…シンプルなので耳心地はいいんですが、決して澄んでいるとはいいがたい、何か暗いよどみを感じさせる独特な雰囲気が、この盤の特徴かな〜と思います。しかしアシッド・フォークというわけではまったくなくて、彼独自のオープン・チューニングによる正統なフォーク・ソングだと思うのですが、そこには彼の持っていた陰が音楽に影響したようです。

この頃のドレイクは外界との付き合いをほとんど断っている状態で、実家で療養生活をしていたそうです。それでも音楽に対しては貪欲で、家の中でこのアルバム収録曲を含む、多くの曲を書いていたそうです。

前作の豪華な出演から一転、このアルバムは,隆蔽韻淵團▲里硫擦鮟いて、アコースティック・ギターと彼のボーカルだけで構成された曲ばかりになっています。

ボロボロの球形にダイナマイトの火縄…ジャケットも何か不吉の予感がするような怪しい絵ですが(本人はいたく気に入っていたらしい)、扉の中のドレイクの写真も、ネガを反転させたような、暗いデザイン…当時の彼の心情は、音楽で成功したという野心に燃えていた頃から、確実に変化しているといえそうです。

Pink Moonってなんでしょう?と思いまして、一説では元旦の日の出のことをそう呼ぶだとか読んだことがあるような気もするのですが、果たしてなんだったやら。とにかく直訳で「ピンク色の月」というのは一般的ではない言葉だそうです。

代表曲の,任呂修pink moonが落ちていくかの如く、段々低い声でpink pink pink...とつぶやくシーンは何かを暗示しているようで、かなり印象的です。
アルバムの中でも特に歌のメロディが美しいΔ離織ぅ肇襪蓮⊆匆颪任良塾った交際が苦手だった彼の性格をそのまま現しているような気もします。
そして、万物の始まりとともに終わりを予感させるPink Moonでアルバムが始まり、最後はFrom The Morningというタイトルで終わる…

僕は自分の死まで暗示してはいなかったにせよ、自分の人生はとっくにヤマを向かえている…そういう自覚はあったんじゃないのかな、と思います。学生時代から話す内容がいつもシニカルだったそうですが、人生の袋小路に行き着いたことを、シニカルな視点で客観的に観ることができたのかもしれない…話下手だからこそ、音楽をやっている、と言った人もいましたが、彼にとっては自分の創造する音楽すらも、遠くから抽象的に捉える力があったのかもしれない…もしそうであれば、彼の仕事は芸術家になることしか考えられないということになりそうです…。

彼はキャリアを69年頃からスタートさせていながら、60年代に華開いたロックの饗宴にはさほど興味がなかったみたいで、伝承フォークやジャズ、ブルース、ボブ・ディランなどの前衛的なフォーク・ソングを手本にしていたようです。実際、アイランドというロックにも強いレーベルから配給していながら、ロック・ミュージシャンとの付き合いはまったくなかったようです。それでも、今ではこうしてロック・ファンにも広く認知され愛されるというのは、彼の音楽の普遍性の高さを表しているような気もします。

彼の没後、デビュー前に家で録りためていた録音集「Family Tree」が発売されました。限定で発売されたレコード盤はCDよりも曲数が多いので、ご注意ください。








上:ジャケット見開き
中ジャケット見開きの内部
下:UK盤リイシュー。スタンパーはオリジナルと同じで、マトは1/1


去年頃発売されたSHM−CDでの再発。音の違いはよう分かりませんでしたが(爆) 紙ジャケ、分厚いブックレット、バイオグラフィ的なDVD付。



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