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私的100選(75) The Mothers of Invention「Uncle Meat」

フランク・ザッパ,マザーズ・オブ・インヴェンション

JUGEMテーマ:音楽
 

The Mothers of Invention「Uncle Meat」(1969)
曲目はこちら


アメリカの迷将、フランク・ザッパ率いるマザーズのスタジオ・アルバム「アンクル・ミート」です。映画のサウンド・トラックという扱いです。「ルーベン&ザ・ジェッツ(アルバムタイトルの方)」とどちらにしようか迷ったんですが…

いやージャケが凄いうえに二枚組み、しかも噂では実に難解なアルバムだとかなんだとか…(レココレ、フランクザッパ追悼号より) とにかく、歯医者通いを何年も続けてきた虫歯の常連の僕にとってはジャケだけでも意義深いシロモノです。


のっけからお決まりの「スージー・クリームチーズ」というセリフでおしゃべりが開始されるこのアルバム、サウンドトラックということと関係してか、結構な割合で男女のおしゃべりが入っています。
「ザッパは英語やアメリカのバックグラウンドが分かるととても面白いよ」なんてのをよく聞きますが、スネークマン・ショウじゃあるまいし…(大爆)
というのは冗談ですが、リスニングの苦手な僕はザッパ、はたまたマザーズをレコードを通して知る以上(著作もありますが)、自分の鼓膜を通った信号しか頼る情報がないわけです。しかし、それだけでも注目点が多々あり!?ということで本日はこちらのアルバムと相成るのでした…


非論理的な転調とゲップの音など不愉快さばかりが目立つ60年代マザーズですが、こちらもそうした動きを踏襲した内容となっていると思います。
ただ、それまで以上に徹底されているのは、音楽の複雑さは緻密化し、脱ポップ化への極端な動きが見られるということ…
それまでは、アルバム全体のストーリーと照らし合わせた転調をみせていたアルバム構成で、複雑な音楽性といっても、耳で追える範囲でした。それがここでは、一曲の中で展開するポイントが一瞬分からないほど緻密に難しくされた曲ばかりで、演奏内容としてはマザーズの中でも1、2を争うほど集中力を要して作られたと思われるものになっています。

そして、アルバム中に時々現れる会話たち…果たして、完全な複雑化をきわめた曲とこうした会話は、相似関係と言うべきか、対照関係というべきか… 脱ポップ化という意味では、両者は近いものがありますが、もしかしたらザッパは「耳をまるで刺激しない非音楽的な音楽でも、日常の音には敵わない」ということを言いたかったのか… この辺りの彼の思想は、本人が書いた「フランク・ザッパ自伝」にヒントが隠されているようです。


どうしてフランク・ザッパはプログレと呼ばれないのか…インプロヴィゼーションのない徹底した楽譜主義だからでしょうか?様式美を必要としなかったからでしょうか?
いくつかのプログレバンドが耳心地のよさを約束する、音楽の高みに上り詰めようとし、またいくつかは即興演奏で持ってバンドの発散するエネルギーや楽器の可能性を探り、いくつかは最新の電気機器を使うことで今までにない音を作ることに挑戦したり…
そうしたバンドと違って、ザッパは、常に非音楽、論理から逸脱したことをやろうとしてきたのではないでしょうか?それこそが彼にとっての新しい音楽の創造であり、単純にライフワークであり…お互い難しいことをやる、という意味では近いようで、実はモノクロームのごとく真逆な立場で作曲を試みていたのかもしれません。












ビザール、USオリジナル?ステレオ盤。下から二枚目はインナー・スリーヴです。




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