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私的100選(77) Area「1978 Gli Dei Se Ne Vanno, Gli Arrabbiati Restano!」

JUGEMテーマ:音楽
 
このブログでアレアが登場するなんてどんな風の吹き回し…などと言わずに、どうぞご覧下さい(爆)

オリジナル・メンバーであり、バンドの最重要人物とも目されるデメトリオ・ストラトスが在籍していたときの、最後の録音。この6枚目のアルバムは78年作ですが、翌年の79年にバンドのボーカリスト、デメトリオが死去。バンドの勢いは徐々に失速していくことになります。

70年代初頭から、本国イタリアにおいて共産主義的な活動を繰り広げていた急進派の人々から圧倒的な支持を集め、その人気は国内においてはカリスマとしても、またセールス面でも相当なものだったようです。


日本ではプログレッシブ・ロックの括りに入ることが多いと思いますが、いわゆる様式美を追究するのとは違うし、アヴァンギャルドといえばそうかもしれないけども、聴いていて論理性が伺える。更に言えば、歌を始めとする熱情ぷりが、むしろ非プログレッシヴ的とも言えるのかもしれないですが…

アレアの音楽性に足を踏み入れることは、僕のような人間は一歩たりともままならないことであります…イタリアという国の地形状、この国には地中海の国々の様々なルーツがつらなっているのであり、アレアはそうした伝承音楽、そしてインプロヴィゼーション的なジャズをも織り交ぜた、幾万ものロック・バンドよりもはるかに高度で、はるかに個性的なアイデンティティを確立していたということは言えそうです…

このアルバム曲も多くが耳慣れない変拍子ばかりで驚くばかりなんですが、それは90年代以降のクリムゾンに代表されるような、またはイングウェイとかでもいいんですが、そうした凄テク勢の作る「作為的な」変拍子とはまったく違うものに感じます。彼らの「変化を強調する」ような作曲とは違い、それより(ロックのいわゆる8ビートのノリから見れば)むしろ複雑で、更に自然ですらある境地への、このアルバムは達している感があります。このリズムが、果たして地中海のどこかの国の伝承音楽からくるものなのか(バルカン半島には奇数拍子の伝承音楽が多いらしい)、それともジャズ志向からくるものなのか、僕ではとても知るところではないですが、これら変拍子の曲が耳に入り込む様は疑問を感じてしまうほどスッとくることは間違いありません。

上の方で重要人物と書いたボーカルのデメトリオは、声楽のスペシャリストで、西洋音楽のみならず、エジプトーアラブ歌唱、ヨーデル、ブルガリアン・ヴォイスなど各国の民族的歌唱法を研究し続けていたそうです。こうした様々な民族音楽の研究は当然バンドでの音楽にも活かされ、普段の西洋音楽にとどまらない音楽性の豊かさが現れています。 しかしどこから出てくるのか、というほど強い声質で、凄い迫力です。
こうした音楽性の豊かさを示したのか、グループ名の前には「International Popular Group」と銘打たれています(ジャケットのグループ名の上部に注目)。これは恐らく皮肉でもなんでもないことで、普段我々はポピュラー・グループというと、チャート的に流行しているものを考えてしまうと思いますが、ここで言うポピュラー・グループとは、大衆音楽を幅広く会得したグループである、との明示である、と考えられます…。逆に、現代における「ポピュラー」へのアンチテーゼとして「Pop Group」を名乗ったイギリスのバンドもいました。一つの言葉でも、環境が違えば意味として表裏一体の存在になってしまうという…







安価な国内盤… 伊盤は結構すると思います。他のアルバムはCDでしか持っておりません



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