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私的100選(83)Captain Beefheart & His Magic Band「Lick My Decals Off, Baby」

JUGEMテーマ:音楽
 
Captain Beefheart & His Magic Band「Lick My Decals Off, Baby」(1970)
→曲目はコチラ


Virgin移籍以後とはまた違った意味で、なぜか聴きやすい気がするのがビーフハート&ヒズ・マジックバンドの4枚目のアルバム「Lick My Decal Off, Baby」(1970) で、彼らのディスコグラフィで最も有名であろう「トラウト・マスク・レプリカ」の次に当たるアルバムでもあります。

「トラウト・マスク」では、バンドの楽器構成で変な音を出しまくることでロックが被っていた化けの皮をまた一つ剥ぐことに成功したんじゃないかと思いますが、それもそのはずで、聴くところによると、素人を集めて数カ月にも及ぶ禁欲生活の中でのセッション合宿、更にビーフハートの指示により、ギターで普通に押えることができないほどフレットの差が広い押さえ方を要求し、地面に置かせて弾かせるとか、まさにブルースとロックの境界がようやく日の目を見た!そんな記念碑的な作品でもあったと思うのですが…

翌年に発売されたこのアルバムもやはり偏屈一辺倒なアルバムなんですが、なぜか木琴楽器であるマリンバを多用していて、アルバム全体を通して妙なアクセントに。そういえば前作でもそうでしたが、ドラムスはほとんどといっていいほどシンバルを使っておらず、この辺り、相も変わらず音がへヴィな所以といったところでしょうか。

前作では解体作業が進みすぎたせいで目に見えるような音を調和させた形が実に見えづらかったものの、このアルバムでは数曲にあからさまとも思えるブルース風を装ったものがいくつかあり(それでも一筋縄ではいかない音のトチ狂い方)、これはブルースへの回帰というよりは(本人はまっとうにブルースを演っているつもりだったはず)アイロニカルなものが感じられる。前作が発売した当時はそこそこ評価も良かったようだが、やはり一部からは「ブルースが出来ないから極端なことをしたがっている」とも見られたはずで、こうした曲は彼からの「俺だって本当はできるんだもんね」というやり返しのようにも取れるのだが…(爆)

実に低く設定されたタム関連はもちろんですが、この音のへヴィさはビーフハートの吠える歌のなせる技で、だからといって計算外に吠えまくっているわけではなくて、テンションの高低差が極端な瞬間があったりと、実はクールに歌っているんだなぁと思わせます。

1970年といえば時はブルース/ハード・ロックが隆盛しようかという時。リッチー・ブラックモアもジミー・ペイジもこれからその日その日に開発されていくエフェクター機材によって耳をつんざくような歪んだへヴィ・ロックにまい進していたのと違い、ビーフハートは耳ではなく腹にくるような、文字通りのへヴィ・ロックを体現していたのでした…。







フランスでのオリジナル盤と思われるもの。フランスでも本国アメリカと同じデザインのストレート・レーベルが使われていたようです。ジャケットは両面コーティング。





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