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聴く度に惚れ直す… Queen「A Kind of Magic」

JUGEMテーマ:音楽
 

クイーンというバンドは初期や中期、後期という風に音楽性で分けられることが多いバンドですが、人によってその好みというのが極端に分かれるというのもその特徴の一つです。思いだしてみれば、リアルタイムでクイーンを聴いていた、という人に会うことがあると「クイーンまではファンだった」とか「The Gameまでは聴いてた。あとはシングルがラジオで流れるのを聴いていたくらい…」とかだったりという話を聞くことが多くて、つまり打ち込みやシンセサイザーの多用とともにおさらばしたファンが多かったらしい、というのが僕個人の対話経験です。
僕は真逆で、クイーンの全活動が終わった後にバンドを知ったわけなんですが、いわゆる非シンセ期はもちろん、そして後期と言われる時期の活動…この柔軟性のある音楽センスの広さこそがクイーンなんだ、と初めからずっと思ってきたので、当時のリスナー体験とはどこかで捉え方が異なっているのかもしれません。
クイーンの後期というのは時代への迎合と見る向きもあると思います。それは正解だと思うのですがクイーンの場合はいわゆる80年代的な音への「超積極的な迎合」だと思っていて、多くのベテランバンドや伝説級のミュージシャンが、「シンセとか入れたりレゲエを取り入れたりしたけど、どうもうまくいきません!…」という風な作品をポロポロ出さざるを得ない状況だったのに対して、クイーンの場合は時代の音に自らすすんでガッツリ乗っかり、迷いのない大胆な音や曲づくりが後期の作品にはなされているように思えます。多くの同時代のミュージシャンが失敗した「戦略」であり「挑戦」を、この時代のクイーンは先見の明でなし得ていたのでは… そしてこれはあの悪名高い(?) +ポール・ロジャース名義でもいかんなく発揮されたと思うのは贔屓目なのかしら…


で、こちらもまた悪名高い(??)80年代大ヒット作アルバム「A Kind of Magic」ですが…数あるクイーンのLPでも音質がとても優れていて、聴きやすさは抜群の音だと思います。ドラムもいくつかの曲では打ち込みのようですが、音の位相のこだわりぶりには余念がないようです。ドラマーであるロジャーが作曲でありながら生ドラムにこだわらなかった「A Kind of Magic」があることからも(更にその前の「Radio Ga Ga」も)、自分の楽器以上に自分がコンポーザーであることがメンバーそれぞれにそれまで以上に植えつけられている印象があります。One Visionの極上にシンプルなハードロックながら多彩なメロディ、それまでのクイーンにはなかった新境地ともいえる「Pain is so close to the pleasure」、歌のメロディとバックでのギターとの絡み方が奇跡的な味わいの「Friends will be friends」などなど楽曲自体が聴く度にほれぼれし直すような発見の多い、奥深い曲が実に多いアルバムだと思います。自分も初めはそれほどいいアルバムだとはずっと思っていなかったのですが、聴く度に純粋に「良さ」を発見できるものがこのアルバムはあるのではないかと今では思っています。
それでもやはり当時のバンドの仲は悪かったらしい、と言われるのを裏付けるように、フレディの歌声は多くの曲でやや単調で似通ったものになっているのが気になるところで、スタジオでのメンバー間の交流は少なくなっていたのかもしれません。 メンバーが4人もいればある程度分断となるのも仕方ないことなのですが、この以前に「Hot Space」を推して失敗したフレディとジョン・ディーコンの二人で作曲しているのが二つもあるのはバンドのこのときの状態を生々しく物語っているかもしれません。そして、この二曲はともに傷をなめ合うかのような内省的なもの…  この後、大規模なMagic Tourで全盛を迎えた直後にライヴ活動を休止。バンドはフレディの病気により一致団結し新たな局面を迎えます。その後のミラクルイニュエンドゥ、そしてこのアルバムはもっと多方面に切り口から取り上げて欲しいアルバムです。時代を経てアレルギーがない今だからこそ感じられる良さが必ずあると思います。










ジャケットは見開き。インナー付。マトは2/2でした。レコードでのこのアルバムの音は素晴らしいです。シングル曲の12インチの音質は更に凄い!




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