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夢の続き Bill Holt「Dreamies」

JUGEMテーマ:音楽
 
Bill Holt「Dreamies」(1973)

以前にこちらのブログかもうひとつのブログでご推挙いただいたアルバムであり、またサイケ本にも掲載されていた作品ということで、普段買わないCDを買うタイミングをはかっていたところ、前述のレイ・デイヴィスの新作購入に際して輸入盤まとめ買いで割引システムがある、ということでこのCDを同時注文した、というそんな経緯でお手元に。

音楽とはさほど関係ない生活を送っていたサラリーマンのビル・ホルトが、会社を辞めアコースティック・ギターと小さなシンセ、それに4チャンネルのテープレコーダーだけで作ったアルバムが本作、となるようです。
こうして会社を辞めてまで自宅で音楽を作ろうと思ったのも、当時のアメリカを取り巻く様々な状況への軽蔑があったようですが…

大まかに両面に一曲ずつの構成となっていて、そのタイトルはProgram Ten/Program Elevenとなっています。実はこのアルバムはビートルズ「レボリューションNo.9」からヒントを得て作られたアルバム、ということでこの意味深なタイトルとなっているようで、内容の方もサウンドエフェクトがふんだんに使われています。 この「レボリューションNo.9」が収録されたアルバムは「ホワイトアルバム」ですが、この中の「ヘルタ―・スケルター」にインスパイアされたのがこれまたアメリカのミュージシャンだったチャールズ・マンソンということで…彼の場合はまったく違うベクトルでそれは動いていくのですが…


で本作に戻しますと、曲の細部の方がこれまた実に不可思議でして、憂いのあるごく短い歌のメロディの幾つかが絡まり、ひたすら繰り返されていく、その周囲を様々なSEや鍵盤が縦横無尽に飛び交う、という感じでしょうか。
初めに流れる「Sunday Morning Song」という秀逸なメロディが実にいいんですが、A面途中から流れる「The User」は明らかにジョン・レノンを意識したメロディと歌声で(結構似てる)、ビートルズの影響の大きさが伺いしれます。
B面は「Going For A Ride」という歌がテーマになっているんですが、A面以上にメロディの形が掴みづらいうえ、ミニマルぶりが更に徹底されていてますます憂鬱かつエキセントリックな展開、という感じです。

前に読んだ本で、70年代頭に人気絶頂のCCRのジョン・フォガティがロック音楽の損失について語り「ビートルズが解散すると言ったときは頭がどうかなりそうだった」「ビートルズがいないから、自分たちもがむしゃらにバンドをやるしかなくなった」みたいに話していましたが、60年代終わりから続いていたアメリカの情勢不安定と重なってかどうか、異国による精神的支柱ともいえたビートルズが解散したということをショックと捉える人が多かったのかもしれません。不安に裏打ちされての音楽創作、そこにあったはずの絶対的支え… 夢の続きを描こうとした人はどれだけいたんでしょうか。

しかし実に変わったアルバムなのに、買ってから毎日のようにかけられるのは自分でも不思議で、単純にメロディが好きというのもありますが、凄く真摯に作られたという感じがして好感が持てるというのもあります。人気の高さに裏付けされたとてもいいアルバムだと思います。



Program Ten


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