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  • 2013.11.10 Sunday
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Itachiyaro listens Nilsson Nilsson「Nilsson sings Newman」

JUGEMテーマ:音楽
 
先日もエントリしたように、最近連日聴くアルバムの一枚がこのニルソン「ランディ・ニューマンを歌う」なんですが、まずはS.F.(少し・不思議)な僕とニルソンの出会いから…

ロックを聴きはじめた若かりし頃に手に入れたのがレコード・コレクターズのクイーン特集号…といっても結構古いときのもので、多分1991年あたりのものだったと思います。クイーンのことを知りたくて買った中古雑誌だったんですが、そのときの第二特集がこのハリー・ニルソンでした。ペーペーの僕は当時彼の名前すらも知らなかったんですが、あるもんはしょうがないので聴いたこともない人のだけどバイオグラフィ、そして多数あるディスコグラフィをとりあえず読んでいました。ニルソンが亡くなってすぐの号だったので、追悼として慌てて特集されたものだったかもしれません。
そこで知ったことは、彼が銀行員からミュージシャンになったこと、日本のCMで「うわさの男」が使われ大ヒットしたこと、ジョン・レノンと非常に深い親交があったことなどなど…

シングル「うわさの男/ウィズアウト・ユー(バッドフィンガーのカバー)」だけは聴くことはすぐできたものの、アルバムを聴いたのはずっと後。何年も経って変形ジャケットが魅力的だった「シュミルソン二世」というアルバム。



リンゴ・スターが制作し、音楽はもちろん、ニルソン自身が主演したという映画のサウンドトラック。でも当時は聴いてもとっつきにくくてよく分からんアルバムに聴こえました。結局すぐ捨てって感じでして…。たしかインストとセリフを混ぜたような感じだったので、しょうがないと言えばしょうがないかもしれませんが(今考えると、恐らく米オリジナル盤だったのでもったいないことをしたなぁと)


それでもやはり彼の名前は常に頭の中に在ったので気になる存在。更に数年経って聴いたのがこの「ランディ・ニューマンを歌う」に至る…というわけです。

それでこのアルバムにすっかりハマってしまい、最近はレコ屋行ってもまずは「N」から探してあればとにかく拾っとく状態…

タイトル通り、ランディ・ニューマンのカバー集のアルバムで、1970年発表のアルバム。そもそもランディ・ニューマンて誰じゃ、というところですが、今や映画トイ・ストーリー3にまで携わっちゃう人なのですが、カバー曲のタイトルをヒントにし、カバーの多くが含まれているランディ・ニューマンのファースト・アルバムを探してみました。




晩年のジェフリー・ダーマーがこんな顔だったような(爆) アメリカ稀代のシンガ―ソングライターであるランディ・ニューマンのファースト・アルバムは1968年発表のもの。ヴァン・ダイク・パークスによるプロデュースということで、クラシック的な前衛音楽をほんのりと混ぜたような小曲集となっています。当時は難解な作品と受け取られたそうで、後の彼の知名度から考えると実に低い売上だったようです。

そんなアルバムから多くをカバー、しかもわずか二年後に本人の手を借りて制作してしまうところにニルソンの大胆さを感じるのですが、ピアノを中心に簡素なアレンジを施し直したこのカバー集はどれもが哀愁に満ちた雰囲気を持っています。こうして聴くと、あぁ、元の曲そのものが凄くいいんだな、と今さらですが知ることができます。そこをまず見抜いてすべてカバーしてしまうところもまたニルソンの才能でしょうか。元のニューマンがヘナヘナ歌うのに対し、シンガーとして実力の高いニルソンは細工なしに堂々と歌うところもまたオリジナルと違う大きなポイントみたいです。
そして楽器のアレンジがかなりユニークで、前衛的なアレンジは捨てつつも一筋縄ではいかない多彩で意表を突くアレンジが全編に散りばめられていて、これが何より気に入ったところです。

元々、僕はこの初期ニューマンやヴァン・ダイク・パークスといったアメリカの前衛性を含んだソング・ライターはあまり守備範囲ではなくて、凄いの作るなぁとは思うけども、知性の塊のようなものをガンガン表出させる雰囲気が苦手で今でも凄いとは思いつつも避ける傾向にあるんですが、ニルソンは音楽階層の中では彼らと近い存在でありながら、目線をずっと下げて、真面目ぶらずに砕けて雰囲気で、単に面白いものを作ろうとしていたような、そんなところがあるんじゃないかと思います。この眼力が、バッドフィンガーがシングルにもしなかった「ウィズアウト・ユー」を誰よりも早く取り上げ、大ヒットさせたことに結びついているんじゃないかと思います。

ニルソンは68年デビューながら、このアルバムが実質的には五枚目。その後も80年頃までは精力的にサウンドトラックや音楽以外の制作活動にも力を入れるなど多才さを発揮しているようです。

というわけで「いたち野郎、ハリー・ニルソンを聴く」でござんした








英国盤オリジナル?





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美女と大物の共演 Cybill Shepherd「Mad About The Boy」

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Cybill Shepherd「Mad About The Boy」(1978)


このエントリでようやくyoutube大量エントリがトップにこなくなる、という記念碑的エントリとなります。突然ですが、皆さんは映画は御覧になりますか?僕は人並み以下に見ません(爆) そんな僕でもかの有名なデ・ニーロ主演「タクシー・ドライバー」は見たことがありまして、このシビル・シェーパードという方はこの映画に出演した女優でもある人。娼婦の方(ジョディ・フォスター)じゃなくて、前半に一瞬デ・ニーロと恋仲?になる人じゃないかと。適当ですが。あんまし知らない割には、骨董屋で当時のポスターとか拾うのが好きでして…作品をちゃんと見てないクセにそういうグッズはチョコチョコ持ってたりするんですけど…

そいでこのアルバムの登場が1978年、ということは、タクシードライバーが公開された二年後ということになるんですけど、話題になったので歌ってレコード出してみたよ!というノリかといえばそうではなくて、なんと女優になる前は歌手活動を主にしていたという彼女、あまりの美貌にモデルや女優の仕事が次々舞い込んでしまったのだとか…

んで、このアルバムに全面的に参加しているのが、なんとスタン・ゲッツ(テナー・サックス)ということで、そんな大物との共演が実現するほど彼女の歌唱力は折り紙つき、といったところでしょうか。しかし、当時発売したレーベルはInner Cityというインディー・レーベルだったようです。後年には、ベルギーのインディ・レーベルであるクレプスキュールから再発されたようです。

他のミュージシャンにはセルジオ・メンデスとも共演していたオスカー・カストロ・ネビス、フランク・ロンリーノ、ウェスト・コーストを代表するベーシストのモンティ・バドウィッグなど。収録曲はブラジルのスタンダード・ナンバーや戦前のミュージカルの曲、ジャズのスタンダードなどのカバーで、古典を再演した、当時のニュー・スタンダードといったところでしょうか。聴くタイミングや状況を選ばない好盤だと思います。


この曲はアルバムの中では比較的新しい曲のカバー。レオン・ラッセルが作りジョージ・ベンソンがヒットさせた「マスカレード」

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変化ではない確かな進化 MC5「High Time」

 
JUGEMテーマ:音楽

開幕まではさほど話題性のなかった今年の冬季五輪ですが、「(ちっ、うっせーな…)反省してまーす」のおかげで俄然注目が集まっている模様です(爆) これからノーマルヒル、日本時間の午後からは上村愛子選手が登場するモーグル女子があるとのこと。ちなみに僕がいつも欠かさず観るのはラージヒル。ふなきぃ〜

そんなこんなでMC5「High Time」(1971)ということなんですが…いつだか壁にかかったこのジャケを見て「かわいい」とのたまった女性客がいて、MC5がそんな風に言われる時代なのだなぁ、と思ったりしたものですが、中身の方はかわいい、の一言では済まされない熱量と知性が備わった感じでして、タイトルのハイ・タイムならぬハイ・センスと言うのもしっくりきてしまう、という。ライヴ・アルバム「キック・アウト・ザ・ジャム」ばかり取り沙汰されるMC5ですが、MC5のルーツに激しく迫っているのは三枚目にしてラスト・アルバムとなったこのハイ・タイムではないでしょうか。

直アンプ的な激烈ギター音はそのままに、現代ジャズやアフロ・アメリカンの持つ音楽的要素を混入させた感があり、アルバム曲の多様性、やりこみぶり(セルフ・プロデュース)は三枚の中でも随一で、既存のロック・アルバムから一抜けたプログレッシヴさは実に気風ある凄みに満ちています。彼ららしいソリッドな冒頭のR&R曲「シスター・アン」の終盤での仕掛けでそうした予感を漂わせ、あまりに感動的な名曲A−3「ミス・X」などA面も実にすばらしいですが、B面ではさらなるハイライトが数々待ち受け、その集大成ともいえるラストナンバー「スカンク」ではドラムスと色彩豊かなパーカッションらでのセッションからスタートする壮大な曲で、現代ジャズのミュージシャンらを集めてのホーン導入、しかしながらブラス・ロックなどと陳腐な呼ばれ方がふさわしくないほどの荒涼さを堅持した大曲になっています。柱はあくまでそれまでのエッジなバンドサウンドですが、それを取り込む音や手法の取り入れ方…ロックバンド風情に変化があっても進化がほど少ない中で、MC5は進化を希求し続け、その境地をわずか三枚目のアルバムで表現したと思うのでした…。








見開きジャケット



こちらはUSオリジナル盤。輸入盤でも再発よりは日本盤オリジナルの方が良いように感じました。最近出たというSHM−CDでは未聴。



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再発への道は遠く… Neil Young「Time Fades Away」

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ネットで巷の評判を見てみると、両端に大きく振れるほどの賛否両論ぶりで、長い間CD出てないだけあるいわくつきの作品であることが伺える、ニール・ヤングの1973年のアルバム「Time Fades Away」です。いわくつきと冠のつくアルバムばっかな気がしますが…。当時のアメリカツアーから新曲ばかりを集めたという変則的な作品になっています。

久しぶりのツアーということで体調を保てなかった上、当時のバックバンドであったStray Gatorsとの金銭面や労働内容などで折り合いがつかなくなったことなどが重層的に重なり、納得のいくライヴがさほどできなかったようです。そんな危機に駆け付けたのが、以前ともに活動していたグラハム・ナッシュデヴィッド・クロスビーで、このアルバムで彼らのコーラスを聴くこともできます。 詞は相変わらず音楽産業の在り方に疑問を投げかけたりと舌鋒鋭いもののようですが、アルバムやライヴツアーの様子を収めた映画も評判が悪かったようです。

評判の悪い理由としては、ワザとキーを外して歌うのが聴くに堪えん、ギターがヘタクソ、過去のアルバムをなぞった曲ばかり…云々。ニール・ヤングってどれもそんなイメージで捉えてたんですが、それじゃやはりイカンという…(爆) いや、確かにそうした理由はこのアルバムの内容を端的に捉えていると思いますが、それでも病みつき的に聴き続けてしまう空恐ろしさもあるようで…

へヴィなナンバーばかりの中でたまにピアノを使ったバラードを入れているのは、確かに過去のアルバムでの焼き直しかもしれませんが、それがヤングの方法論として捉えたならば別段不自然な感じもしないですし、まぁ時代が時代だったので斬新さを求める頃だったかもしれません。それをことごとく裏切ってきたのがこの男なんですが…(大爆)

安心な美構成もさることながら、ラスト・ナンバー「Last Dance」はなかなかの気合いの入れよう…が空回りしたようで(爆) いや、しかしこれは本当感動のナンバーですね…ツェッペリンのようなリフを続けるうるさいベースの後ろでワンワン響くボトルネックの騒がしきことよ…珍しく凝った構成の曲で、スタジオで作っても面白かったかもしれない…

背景や制作経緯を作品を聴くのに投影するのもいいですが、作品はレコードになった地点であくまで独立したものだと思うので…そこからは制作者本人が思いもよらなかった側面が生まれるのかもしれません…








US盤。オリジナル?ジャケットはトップが開いている仕組み。紙質がザラついていて特殊です。



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私的100選(89) Television「Little Johnny Jewel(Part1&2)」

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Television「Little Johnny Jewel(Part1&2)」(1975)

今まで散々LPを選んでおきながら、突如シングルの登場で恐縮でございます…

マーキームーンも素晴らしいアルバムだと思うんですが、それを初めて耳にしてからずっと後になって初めて聴いた「Little Johnny Jewel」はとても衝撃的でした。今はCDのボーナストラックとしても収録されているんですが、本作を聴くまでそのことは知らなかったので、いきなり純度の高い音でこの曲と対面したのでした…

このシングルはテレヴィジョンのデビュー作品で、当時は数百枚ほどしか流通しなかったとかなんとか。音を聴く限りでは全員で合わせての一発録り。モノラル録音。一曲を両面合わせて収録しています。

とにかく練習を積んで録音に挑んだというファースト・アルバムでの洗練された音運びとは違い粗雑なのですが、リード・ギターの入る瞬間の迫力たるや凄まじいものがあります。そしてトム・ヴァーレインの醒め方は遥かにLPでのそれを凌駕していると思います。コレを聴くと、マーキームーンがメジャーレーベル(エレクトラ)から出るまでの運び、言ってしまえはテレヴィジョンなりのコマーシャルになるまでの道程というものが実はあったという史実を感じます。マーキームーン以上に好きならば、ということで敢えてこちらのシングルを挙げました。この曲に関しては、CDではなくレコードで体感されることを強くオススメいたします。

ところで、どうしてテレヴィジョン、ひいてはトム・ヴァーレインのソロもですが、妙に日本の演歌のような雰囲気を感じるんでしょうか?僕だけだったらすみません(爆) それはこのシングル曲も例外ではなくて、後半の更に後半の部分、トムが2コードで軽く鳴らす箇所が日本のワビサビって感じで、これが2ndアルバムになると更に顕著になるような…いやはや…。

ちなみに、この曲の録音時もすでにリチャード・ヘルはバンドを脱退していたようです。









US盤。当時に近いものだとは思うが、正確にはいつのものかはよく分からない。




インナー・スリーヴ。メンバーの演奏写真と歌詞が描かれている。


イギリスでのシングルProve It/Venus プロモ盤?




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